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jacquelinege

Uomini Geisha(ゲイシャ ボーイズ)

先日、Panorama(2008年5月7日号 P174-178)という雑誌を読んでいましたら、
社会欄ページに↑のようなタイトルの特集記事がありました。



こちらでは、今でもやはり、日本というと「サムライ」「ゲイシャ」などは
気になる話題であり、興味を引くようですね。


さすがに、日本人みんなが「男性はサムライ」「女性はゲイシャ」だとは
思わないかもしれないけど、


「サムライ/ゲイシャは、今でも存在するの?」


という質問は、時々受けるものです。



「ゲイシャ」に関しては、往々にして「遊女」と混ぜこぜになって理解されている面もあり、
つっこんで聞いてくる人には、毎回、説明を余儀なくされるものです。

(「ユウジョ」という言葉や、その違いは、一般的にはこちらでは説明されていませんが・・・)









さてさて、ところで、「ゲイシャ ボーイズ」とは何ぞや???



















ここでは、いわゆる日本の「ホスト」の男性のことを
「ゲイシャ ボーイズ」と呼んで、説明していました。



「口説くために支払われるゲイシャ ボーイズ」






記事の内容的には、日本のメディアでも時々取り扱っているように、
ホストクラブの男性たちのところに行く女性たちが何を求めているのか、
フィジカルなことより、日ごろの疲れやストレスを
楽しいおしゃべりや気の利いたほめ言葉で癒されたい・・・
というようなことで、

こちらで言う、伝統的なジゴロの進化バージョンの
「トップクラス用エスコートクラブ」と比較されていました。






また、最近、日本でもイタリアでも、
「女性へのアプローチ術を学ぶ」スクールが増えているとあり、

盆栽協会の会員だか会長さんだかのイタリア人男性が、
盆栽に関する見本市を訪問するために来日した際に、
なぜか、上記↑のようなコースにも参加したようで、
その効果に関して語っていました!!!(^^;;;;;





イタリアでも、「ゲイシャ」に関する記事や番組などは、時々目にしていましたが、

「ホスト」に関する記事も、実は目に留まったのはこれが2回目。






ところで、ちょうど、先日帰国した際にも、
日本のテレビ番組でそういった内容の特集が行われていましたが、

あるホストくんの出勤前の行動で、
お店に同伴するであろうお客さんの女性とデートで食事に行くのですが、

最初の女性と食事して、

「じゃ、あとでお店でね!」

と言って、別れるやいなや、他の女性がやってきて、
彼は彼女を全く同じお店に連れて行き、

2度目の食事!







・・・ってか、1度目と同じメニュー食べてるし。。。(T0T)


3度目があったような、なかったような・・・よく覚えていませんが、

何も同じ場所で、同じもの食べなくても・・・





と思ったのは、わたしだけではないはずー。。。




でも、このホストくん曰く、


「お客様には、公平に対応したいので、そうするんです。」


とのこと。













っていうか、


「この前行ったお店/食べた○○・・・」


って、お客さんたちと話題になった時に、
他の人の時と間違えないようにじゃないの!!?

(同じ店で、同じもの食べていれば、間違えにくいよねー。)









「ジゴロ」というと、

日本から旅行で来ていた40代から50代の女性が、


「こちらでは、みんなサングラスをかけていて、

 お洒落で、ジゴロみたいね~。」

 という感想をもらされたのを耳にしたことがありますが、




いやいや、こちらの人は目の色素がアジアの人に比べると薄いからか、
わたしたち以上に、サングラスなしだとツライらしい、っていう話ですよ。


たしかに、男性も女性も、老いも若きも、子どもたちもサングラスしてますから。





イタリアというか、フランスやスペインもそうなのでしょうか?
いわゆるラテン系の「プレイボーイ」というステレオタイプのイメージ。



まあ、そんな人も中にはいるかもしれませんが、
実際はそうでないような・・・

(地域にもよるかもしれませんね。)




↑にも記載したように、イタリアでも、
最近は特に、インターネットのサイトなどで、
アプローチ術を学ぶコースが増えてるって言うしねー。







最後に、記事には↓こんなHow toも載ってましたよん。




「10の行動で、女性をここちよくする方法」


1)初めてのデートの翌朝、花束を贈るべし。


2)交際スタートから1ヵ月後も、術にたける小粋な携帯メールを送り続けるべし。


3)交際スタートから最初の6ヶ月後にも、
  週末には、ちょっとミステリアスな「サプライズ」に、彼女を招待し続けるべし。


4)初キス記念日は覚えておくべし。


5)ショッピングの際には、お店の外で待っているのではなく、
  彼女が洋服を試着する際にも、「プリティ・ウーマン」スタイルでアシストするべし。


6)「仕事がたくさんあるんだよ。。。」という言い訳をして、
  コンピューターにかかりっきりになるのではなく、彼女とDVDを観るべし。


7)彼女が家に帰ったら、現実的な問題についての話題を浴びせかける前に、
 「今日はどうだった?」と尋ねるべし。


8)デイリーの買い物に同行するべし。


9)素早く「おやすみ」と言って、テレビでサッカーに釘付けになるのではなく、
  彼女が眠りにつく前は、やさしくまったりスウィートな時間を過ごすべし。


10)家で夕食をとる際にも、水やワインを彼女のグラスに注ぐべし。







40代から70代ぐらいのイタリア人女性が発する


「Gli uomini sono noiosiiiiiiiiiiii !!!!!」

(男たちって、うんざりする/退屈な/うっとうしいのよー)


って発言を何度か聞いたことがあります。







たいてい、他の女性に対して、暗黙に


「あなたも、そう思わない!?」


っていう質問が投げかけられていると感じますが、



そういう時、わたしは、曖昧に微笑んでみて、
肯定も否定もしない態度をとります。




彼女たちの発言は、日本に増えている熟年離婚などを思い起こさせますが、
まあ、こちらは熟年にならなくても別居や離婚も増えているみたいだし・・・。(^^;;;;;










男性だけではなくて、女性も色々と別の観点で、
よいパートナーシップを保つはからいは、まあ、必要ですかね~。












↓参加してみましたん。お気に召したらクリックしてくださいませ。














あとですねー、今さらなんですけど、たぶん分かりにくいと思いますので・・・

お気に召しましたら&気が向きましたら、↓下の「傑作」ボタンっていうのを
押してやってくださいませませ。

(このブログシステム特有のポイントらしいです~)








記事にも↓このジョン・グレイ博士に関して出ていましたが、
近々、ローマで講演会があるらしいですよ。
(もしすでに終わってたら、ごめんなさい~。)


アメリカ人で、この本の英語版オリジナルタイトルは

「Men are from Mars, Women are from Venus」、

イタリア語版は、

「Gli uomini vengono da Marte, Le donne da Venere」。
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jacquelinege
Posted byjacquelinege

Comments 9

There are no comments yet.

Jacqueline_ge  

No title

ピカピカ★★よかったら★★

2008/5/19(月) 午後 7:41 [ あん ]

ホームページに注目ブログとして、
紹介されていたのでクリックしてみました。

と~ってもカワイイ、ステキなブログですね。


2008/5/19(月) 午後 11:48 [ 由香 ]

☆☆☆よかったら☆☆☆
ホームページ見て下さい

2008/5/20(火) 午前 1:31 [ てる ]

--------------------------------------------------------------

ご訪問&コメントありがとうございます。
ただ、当ブログポリシー↓よりリンクは削除させていただきました。

http://blogs.yahoo.co.jp/jacqueline_ge/31484965.html

2008/05/20 (Tue) 16:10

ジャコミーナ  

No title

うちの主人、10の行動のうち7,8,10は当てはまりますね~。
でも、2は逆に私にリクエストしてたなぁ。指がえらく太くて、
ケータイ打てないんですよ~(^^ゞ でも、メールはしたい、だから
君がメールして♪なんですってさ~。
イタリア男はプレイボーイって、イメージなんでしょうねぇ。

2008/05/20 (Tue) 22:45

Jacqueline_ge  

No title

ジャコミーナさん♪ 10に関して、日本人男性は習慣的にかあまりしないような気がしますね~、家族や友人などの行動を見ていると。
たぶん、会社とか仲間との飲み会とかだと、女性からのお酌だけではなくて、男性もついでくれるような気がしますが。
2の携帯メールは、日本でも盛んかな?でも、イタリアだと国民の気質からか、恋人同士のメールなどだと、よりラブラブですかね~(笑)今日、友人の男の子が彼女からちょうど受け取った携帯メールのフレーズを一緒に日本語に訳してみましたが、付き合いだしてまだ2ヶ月たらずということで、とってもスィートでした!(^^)

2008/05/23 (Fri) 19:11

めかぽし  

No title

お久しぶりです!

10の行動面白かったです!!

思わず笑ってしまいました。

夫にこの10の行動を言ったら「イタリアンだね~」って言ってました。

私としては8のデイリーの買い物に同行してもらえれば嬉しい限りです。(実際は一人で行ってますよ・・・。)

2008/06/11 (Wed) 20:50

Jacqueline_ge  

No title

めかぼしさん♪ こういうチェック項目って面白いですよね~。わたし、心理テストなんかも好きだから、この手の類はけっこう好きですよ。以前にイタリア語クラスの宿題で、「あなたが~なら、…」というフォームを使って作成するテストを作ったことがありますが、わたしのテストのテーマは「あなたのスィート度は?」っていうものでした(笑)今度、日本語版でもブログに載せようかしら?(笑)

こういう行動も日本人と他の国の人だと、違うところあると思うけど、1や5以外はなんとかできそうな気もしますね。9のサッカーはは日本人の場合、何だろう?野球? 8のデイリーの買い物への同行、一般的に日本人男性は仕事で帰りが遅いから厳しいところがあるかもしれませんが、めかぼしさんの場合はなんとか時間の調節をしてもらうことは可能かしら?(買い物に行く時間があったら、仕事をしたい…という気持ちも分からなくもないけど、でもね。)まずは、休日にしている日からの1-2日でも!買い物荷物、重いしね~。

2008/06/18 (Wed) 15:08

ciaomami  

No title

日本を紹介する映像で女体盛が紹介されていたりするのを観ると何だか嫌な気持ちになります
映画の「セックス・アンド・シティ」でも似たようなシーンがありました
マンガと言えばエロ・・・ファッション雑誌のはしりananも今やアイドルのヌード雑誌
なんなんだろ~日本のイメージって。。。と思うときがあります
Jacquelineさん「正しい日本」の広報活動宜しくお願いしますね^^

2009/10/03 (Sat) 00:06

Jacqueline_ge  

No title

Mamiさん♪以前の記事にコメントをいただくと、自分でも読み返すきっかけになるのでいいですねぇ。これは、読み返してみました!
「女体盛り」…思わずその歴史について知りたくなって、調べてしまいましたが、歴史的な文献はそれほど多いないようで。
女性だったら、好ましいと思う人は少ないような気がします。
(それが「男体盛り」だとしても、同じことですが)
あれを文化と言うのか?というのは、「縛り」を文化というのか?というのと似ているような気がします。。。
っていうか、わたしはバリバリのフェミニストではないけど、あれが生まれた背景というのが問題っていうか、気になりますね。
まあとにかく、東京だと、歌舞伎町・渋谷・秋葉原は、イタリアのメディアでもよく取り上げられる場所ですよ。

2009/10/05 (Mon) 18:04

Jacqueline_ge  

No title

Mamiさん、つづきです。

日本のアニメはイタリアにも沢山入ってきていますが、検閲が入っていて、TVでカットされている場面もあるそうですよ。古いものだとルパンの不二子とかベルバラのオスカルとか、ヤッターマンのドロンジョさまとか、けっこうカットされているシーンがあるそうです。
最近のアニメで子どもが観る時間帯はカット版、夜10時-11時以降にノーカット版を放映している場合もあります。(これは、バイオレンス系も含みますが)
でも、イタリアのTVではゴールデンタイムから、かなり露出度が高い女のコが出ているのですが、そのギャップは理解に苦しむところですねぇ(^^;;;;;

日本の新しい世代の作家の小説などでも、セクシャルなテーマを扱っているはわりと翻訳出版されがちですねぇ。そういうの多いですよ。

そういうのを見ている人たちは、「日本ってこんなに自由で、モラルに歯止めがないようなのに、公共の場でキスするのは少数派っていうのは、よくわからないな~」って感想を持つそうです。

2009/10/05 (Mon) 18:10

Jacqueline_ge  

No title

Mamiさん、まだつづきが。

そういう部分がクローズUPされているかと思えば、頑なに「古きよき日本像」みたいなのを追い求めている人もいて、以前に仕事のために日本に30年ほど在住した経験があるイタリア人が話す「日本に関する講演会」を聴きに行ったことがありますが、終了後のQ&Aで、日本好きらしい20-30代ぐらいのイタリア人女性が「現在の日本では、着物を着る女性が少なくなっているけど、それは忌々しき問題です!彼女たちはもっと日常的にも着るべきだと思いますが、どう思われますか!?」と講演者に訴えていました。。。(^^;;;;;
たしかに、「着物を着る文化」を継承することはいいことだけど、
伝統的な事柄に携わっていない一般の人が日常的に着物を着るのって、大変なことなんだよっ!あなたも時代的/伝統的衣装を身に着けていないじゃない?・・・と、言いたかったです。

ところで、「ananも今やアイドルのヌード雑誌」なんですか???
あの、急激に売り上げが上がるいくつかの特集の時以外も?

2009/10/05 (Mon) 18:23

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