Focaccia di Recco (レッコのフォカッチャ)
「フォカッチャ」は日本でも知られつつあるようですが、
そのフォカッチャの中でも、ちょっと変わり種かな?と思われるものを紹介しましょう!
プレーンなものはオリーブオイルと塩で味付けされています。
厚いもので2cmほど、薄いものでは3-4mmぐらいのものもあります。
日本では、サンドイッチ用のパンとして使っているお店もあるようですが、
こちらでは、切り売りで、そのまま食べることがほとんどで、
いわゆる、ジェノヴァ/リグーリアのファーストフードともいえますが、
イタリア人には、「ファーストフード」という名称は抵抗があるかも。(^^;;;;;
パリパリのクラッカーのようなハードタイプの乾パンフォカッチャもあります。
リグーリア・レヴァンテ(東海岸)に位置します。
ジェノヴァの中心地からは、約20kmほどで、電車だと約40分前後の場所です。
作っていたとのことですが、Reccoのフォカッチャの始まりとしては、その昔、この地域の海岸近くの住人は、アフリカ人の襲来から逃げるために、食料の乏しい山の方にしばしば避難せざるを得ず、
その失意の中で、山の方にあった食料、牛乳・小麦粉・羊乳のチーズなどを使って
思いつきで作られた一品が、la fugassa co-o formaggio(ジェノヴァ方言:チーズのフォカッチャ)
とも言われています。
これも美味しいけど、これとは違います。
もしくは、ストラッキーノやクレシェンツァなどの白いソフトチーズが詰まったフォカッチャです。
普通のチーズのフォカッチャがReccoのフォカッチャなのかと思って、最初の写真のを購入。
そういうことにしておきましょうか?(笑)
*ローカルチーズを見つけるのが困難な場合は、
ストラッキーノチーズ(ロンバルディア地方産の四角く平たい形をした柔らかいチーズ、
まろやかな味の白い生チーズ)
言うまでもありません。
味見に寄ってみてはいかがでしょうかね~。
発音に注意してくださいね~。巻き舌でお願いします。
あえて書けば「ぅレッコ」って感じ?
Lecco(こちらもカタカナだと「レッコ」だけど)と間違えられるのでー。
(ただし、携帯でご覧になられている方は、パソコン用画面からのクリックのみ
ポイントとして反映されるそうです。。)

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