レッコでのリグーリアパスタ+レッコのフォカッチャレッスンの後編です。
さて、リグーリアパスタ3種目は、
ねじねじのショートパスタの
trofie(トロフィエ)/ trofiette(トロフィエッテ)
一般的に販売されているものは、もちろん機械で作られているのですが、
これを手作りするとなると、気が遠くなるぐらい、
おそろしく長い作業なのです~。
この辺ですと、市販の生のトロフィエも簡単に手に入るので、
手作りする人自体、稀少な存在です。
こちらのレクチャーは、オーナーのジャンバッティスタさん。
出来上がりのねじねじ具合が神技!!
しかも、シャッ、シャッ、シャッ・・・
と、ひとつひとつ作る作業のテンポが規則的で、すばやいっ!
手裏剣をとばすように、ひとつひとつのトロフィエがとんでいくのを
('O')おぉーっと、口を開けてみてしまいそうな勢いです(笑)
「800g作るのに、このペースでシャカシャカやって、1時間ぐらいかなぁ」
そ、それは、きっと熟練している師匠だからです。。
そんな↓美しいトロフィエ。
これは、芸術作品ですねぇ!
和えるソースは、王道の・・・
今回は、ミキサーもしくはフード・プロセッサーではなく、
昔ながらのモルタイオ(乳鉢)とペステッロ(乳棒)を使った作り方で。
手作りすると、作っている最中に温度が上がりにくい点がよいそうです。
レクチャーはチェーザレさん。
そして、レッコ(Recco)と言ったら・・・
これは外せない、ソフトなフレッシュチーズをはさんだレッコのフォカッチャ。
リグーリアでは高さが低い、薄めのフォカッチャから、
高さがある厚みのあるフォカッチャ、
ハードタイプのクラッカーのようなフォカッチャ、
と色々な種類がありますが、
レッコのチーズ入りフォカッチャの生地には、
ビール酵母やイーストなど、膨らし粉は入れません。
生地はこーんなに薄くてのびるんですっ!
ちょっとピッツァみたい?
ピッツァよりも生地は薄くて軽いかな。
今回の担当はジョルジョさん。
オーブンの中で焼けてきています・・・
う~ん、美味しそうっ!
このタイプのフォカッチャは、
チーズのとろけ感がポイント高いので、
焼きたてほやほやのアツアツを食すのが一番かな。
なので、
「さあさあ、試食だ、試食っ!フロアの方に行って!」
と促され、
早速、レストランフロアへ。
focaccia di Recco(レッコのフォカッチャ)
普通にレストランで1人前をオーダーすると、
7-8切れ、もしくは、ピッツァ1枚ぐらいの大きさのサイズのものが出てきますが、
日本からいらっしゃる方は、
ピッツァ1枚をひとりで食すということに慣れていない人も多いから、
1人前をひとりで・・・というのは、ちょっとキツイかも。
薄いからペロッといけそうにも見えるけど、
チーズがおなかに後からズシーンとくるので。
ピッツァをみんなで食べに行くと、
好きな人は、ピッツァではなくてこのフォカッチャをオーダーしていたりするんですけどね。
trofie al pesto genovese(ジェノヴェーゼ・ペストのトロフィエ
ミキサーで作るタイプよりも、
粒々感が残っている荒いタイプです。
お好みで、もう少しパルミジャーノをかけて召し上がってもよし。
pansoti al sugo di noci(クルミのソースのパンソッティ)
クリーミーでデリケートなクルミのソースですが、
ニンニクがなに気に効いているのがポイント。
こちらは、ミキサーで。
モルタイオでも作れます。
corsetti stampati alla frantoiana(オリーブのソースのコルセッティ)
大人味のソースですね~。
コルセッティ、ペストやクルミのソースで和えてもOKです。
バターとセージというのもあり。
日本人には、ワンタンの皮を思わせるような丸型の平たいパスタです。
(こちら、別の時の写真ですが・・・)
オーナー、奥さま、スタッフのみなさん、とても親切で、
大変お世話になりました!
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