お洒落なソックスを贈りたいひと☆
2019年11月05日
due rane e Shrek in vetrina
ショーウィンドーにカエルくん2匹とシュレック
Kさんは、その日、スーツに細みのネクタイ、
それに、トッポ・ジージョを彷彿とさせる
明るいブルーXホワイトのボーダーソックス…
という出で立ちで、わたしの前に現れ、
わたしの心の内の目を丸くさせた。
たしかにここはイタリア、日本よりも色々な面でゆるい。
ただ、自動的に日本モードにスイッチを入れていたわたしの脳が、
日本からいらっしゃる方が、
(一応、ビジネスのため。でも、ファッション関係ではなく)
まさか、そういったコーディネートで現れるとは
思いもよらなかっただけのこと。
「実は、わたし、○○さんのこと、以前から知っていたんですよ〜。
前に、△△にいまして…」
「あっ!そう言えば、今、思い出しましたけど、
最初に△△に伺った時、Kさんがわたしのご担当でしたねぇ〜、
今、思い返すと」
その最初の出会いは、なんと10年以上も前のことだった。
その時、わたしは一般客のひとりだったのだ。
時は巡って、イタリアでその時の方に、思いがけず再会するとは、
まったく予想外の出来事だった。
世間はわたしたちが思うよりも狭い。
Kさんは、同じ年生まれの1学年上か、ひとつ年上だった。
「□□さんがいらした際に、
『Kさんにお会いしたことないんですか?
すらっと背が高くて、格好いいんですよ。
きっとモテるわね〜』と、おっしゃられていましたよ」
特に伝えなくてもよかったのかもしれないが、
まあ、彼に対する褒め言葉だったので、そのまま伝えると、
「えっ?誰に?ゲイに??
いや、まあ、人の好みは色々ですからねぇ…」
と、拗ねたような…という表情というと、また異なるのかもしれないが、
「モテる」という賛辞に対して、
まんざらでもなさそうな顔はしていなかったので、
その反応に、へぇ〜、と思った。
いや、彼がゲイの方にウケるタイプなのかどうかという点については、
そういう雰囲気は漂ってはこなかった。
ただ、□□さんや、他の年上の女性がそう言ったり、
連れて歩きたくなるのは、分かる気がした。
親切にも、
日本から持って来てほしいものがあったら、遠慮なく言ってください、
というありがたいお言葉に、
冷感湿布などという全く色気のないものをお願いしたのだが、
(イタリアで出ているものは、日本のものと比べ効き目が弱い。。泣)
空港に到着したところで、税関でスーツケースを開けさせられ、
係員は、その箱を手に取ってまじまじと眺めていたそうだ。
(医薬品だが、少なくとも預け用荷物に入れることは禁止されていない)
そういった経緯もあり、わたしの健康まで気遣ってくれる
優しい方だった。
他の方の例を上げ、
イタリアの適当な風土に身体が悲鳴を上げているのでは?
と心配してくださった。
そうねぇ…
でも、こう見えても、わたしはけっこう適応能力は高いようなのだが…
日本モードとイタリアモードをわりと使い分けているところがあると思う。
その後、電話やメールなどでやり取りをすることはあるが、
お目にかかってはいない。
ただボーダーやストライプのソックスを目にすると、
それがカラフルだったりお洒落なら尚更、
Kさんへのお土産にしたいという気分になるのだ。
イタリアブランドではないが、
例えばポールスミスのカラフルなストライプデザインでも、
彼なら着こなせるのでは?身に着けられるだろう、
と、わたしは踏んでいる。
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