FC2ブログ
jacquelinege

ラストが切ない…『悪人』(L'uomo chd voleva uccidermi) 吉田修一

Luomo_che_voleva_ucccidermi191016

"L'uomo che voleva uccidermi " (2007) di Yoshida Shuichi
 che e' ucito in Italia nel 2017 
『悪人』(2007) 吉田修一 / イタリアでは2017年出版

イタリア語タイトルの訳は、

『わたしを殺したかった男』

になります。


『悪人』(小説)
 
吉田修一(1968―長崎市生れ)

よくお名前は見聞きしていましたが、

初めて読む吉田修一作品でした。

まず、ミステリー的なジャンルは、あまりわたしの範囲ではないのですが、

イタリア語版を店頭で見つけたので、購入してみました。

2002年に『パーク·ライフ』で第127回芥川賞受賞。

友人曰く、最近はエンターテイメント系の作品も多く、

恋愛物もけっこう書いているので、

女性の読者もけっこういると思いますよとのこと。


Luomo_che_voleva_ucccidermi2_191016
 

Luomo_che_voleva_ucccidermi3_191016



先日、紹介した村上龍著の『69sixty nine』⬇は

長崎県·佐世保市が舞台になっていましたが、

こちらも、著者が長崎市出身ということでか、

長崎、福岡·博多、佐賀が舞台になっています。

ストーリーでは、博多で保険会社に勤める若い女性が

山で殺害されることを軸に、

彼女の家族や、同僚、

彼女に関わった男性たちとその周囲の人たちの

人間関係や生い立ち、心情などが描かれています。


(この後、一部ネタバレです)

日本語オリジナルの文体がどんな感じなのかは知らないのですが、

この殺害された女性が、あまり好感を持てるような雰囲気や、

同情·共感を促されるような人物に描かれていなくて、

しばらくは、えーっ、みんなどの辺がいいと思うのかな??

と、読み進めていましたが、

彼女は主人公ではなかったのですね。

彼女に関わったある男性と、

その男性と、殺害された女性の後に出逢った女性の

ストーリーに焦点が当たる辺りからが、

けっこう引き込まれていきましたね。

そのふたりの心情描写や、切羽詰まった状況の描写が、

読みどころでした。

最後は、ハッピーエンディングで収まるわけないのですが、

さらに追い打ちをかけるような男性の供述が、

正気なのか、

彼女を切り離して助けるための演技、やさしい嘘なのか…

切ないですね、、、(;_;)

本当に、彼は悪人なのか、否か?

読後は気分が良くなるという作品ではありませんが、

こちらを、原作にした映画『悪人』も観たくなりました。




村上龍の『69 sixty nine』も映画になっていますが、

両方とも、妻夫木聡主演なんですね〜!

もしかして、彼は九州出身?と思ったら、

福岡県·柳川市出身だそうです。



映画も観たくなっただけではなく、

店頭平積みで、新たに吉田修一作品を見つけたので、

またイタリア語版、購入してしまいましたよ〜(^_-)




↓ポチッと、応援クリックしてくださったら嬉しいです☆



イタリア(海外生活・情報) 12位 / 80人中 

ヨーロッパ(海外生活・情報) 47位 / 502人中 



↓こちらにも参加しています~。ポチッと応援してくれたら嬉しいです☆
(携帯でご覧になられている方は、お手数ですが、
 パソコン用画面からクリックしていただければ幸いです)



携帯でご覧の方は↓こちらからもどうぞ。
海外生活ブログ イタリア情報




ただいま、

イタリア情報 8位/539サイト中 

イタリア情報 人気ランキング PVアクセス順 4 位/15サイト中 

ご訪問いただいたみなさんのおかげです!


ありがとうございます☆☆








お気に召しましたら&気が向きましたら、↓下の拍手ボタン押してやってくださいませ☆
関連記事
スポンサーサイト



jacquelinege
Posted byjacquelinege

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply