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jacquelinege

ナターレ2010 夜の部♪

新年のご挨拶をし、
あれ、気がつくと七草粥の日・・・なのですが、
ちょっと、クリスマスに戻ります。。。


クリスマスの昼食会から戻って、
夕食はいらない、いらない・・・と思っているそばから、電話が鳴る!


「渡すものあるから、うち来ない?」

と、近所に住む友人たちからのお誘い。

なんだ?キミは、電気が点くのを見てたのか!?というタイミング。

こんなこともあろうかと、プレゼントの買いだめをしておいてよかった!

念のために付け足すと、誰にあげてもいいプレゼントというよりは、
この人たちにあげるといいだろうともので、
ここ2年ほど、わたしのCavallo di battagliaの一品です。

*Cavallo di battaglia:直訳すると、「戦い用の馬」ということですが、言い回し表現で、
 得意なもの、十八番(おはこ)、見せ場、呼び物などの意味があります。

さあ、カードを用意して、ご訪問!








家をリフォームしてから、初めて飾りつけをしたというクリスマスツリー。






友人カップルのところに、
パパとその奥さんも階下の部屋から来て、

さあ、乾杯だ!





「知り合いの人からいただいた、手作りパンドルチェ・ジェノヴェーゼどう?」

って勧められ、
手作り・・・という言葉に惹かれ、
夕食いらないと思ったそばから、食すわたくし。。。


でも、でも、これは食べて正解でしたっ!

日本でもイタリアのクリスマスケーキ(パンケーキ)として、
ミラノ発祥のパネットーネは少しずつ知られて来ているとのことですが、
(今は、全国で販売していますが)
こちらはジェノヴァのクリスマス菓子です。
パネットーネに比べると硬めで、ずっしりとした大きなビスコッティという食感でしょうかね。
これもメーカー、お店の作り方によって、多少の差はあると思いますが、
レーズン、松の実、フルーツの砂糖漬けなどが入っています。
ジェノヴァは、昔からの港町なので、一度航海に出ても日持ちするようにと、
作られたお菓子なので、現在作られるものは航海は関係ありませんが、
それでも賞味期限は長めで、軽く半年は持ちます。
もしかして、1年ぐらい保つものもあるかも?

ジェノヴァ・リグーリアのパスティチェリアやパネッテリアでは、
年間を通して販売されていますが、
スーパーに並ぶのは、やはりこの時期がメインかな。

パネットーネやヴェローナ発のパンドーロに比べると、
平たいのでジェノヴァのお土産としてお荷物にも入れやすくはありますが、
重さはやはり普通のもので750gから1kgはありますので、
ちょっと重めでしょうかね。

今まで、ジェノヴァのメーカーのをいくつか食べたことがありますが、
今回の手作りパンドルチェは味のクォリティーが高く、
今まででわたしの中のNo.1って感じでした。
お店で売っていてもまったく引けをとらないです。






お持ち帰りで、翌朝食べてみました。

こちらも、どなたかが作ったもの。




切ってみると、こんな感じ。

ドイツ風アップルパイなのかと思っていましたが、
↑リンクの説明を読むと色々なタイプのシュトゥルーデルがあるんですね!
これは、リンゴ以外に、レーズン、煮ブドウ?、松の実、オレンジピールが入っていました。





この絵の場所はどこでしょう?


チクタク、チクタク、チクタク・・・・














正解:ポルトフィーノ


Athos Faccincaniというガルダ湖周辺出身の作家の作品です。
数年前に、東京のグランドハイアットでも個展が行われたそうです。






こちらは、Francesco Musanteの作品。
1950年ジェノヴァ生まれの作家です。

ちょっとシャガールちっく?

同じく1921年ジェノヴァ生まれのEmanuele Luzzati作品とも、
作風が似ていないこともない。

わたしはそれまで知らなかったのですが、
先日、本屋さんに行ったら、Musanteの作品カレンダーが市販されていたので、
実は、けっこうメジャーな作家だったのか!?ということを発見しました。

へぇ~。

絵のメルヘンちっくなところがカワイイです。






わたしのくまの寺の存在を知った友人チョイスのプレゼント。

カワイイ~♪



ちなみにわたしからのプレゼントはガラス製のクリスマスツリー。
これは自分でも欲しかったから、
だれかにあげなかったら、クリスマス終了後?
自分のものしてもよかったのだけど・・・
無事、もらわれていきました。


プレゼント、お土産用の買いだめ、
自分のものにしてもよいものを購入することも多く、
手放すのが惜しくなるのが問題です(笑)


まだ、食道楽な年末年始レポートはつづきます。。。





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jacquelinege
Posted byjacquelinege

Comments 3

There are no comments yet.

ciaomami  

No title

イタリア人全員がパネットーネやパンドーロを食べるのかと思っていたらミラノ発、ヴェローナ発など地域地域で食べるケーキが違ったのですね~ジェノヴァ発のパンドルチェも美味しそうです~そしてシュトゥールデルも!!パイ生地はあまり好きじゃないのですが、たっぷりのドライフルーツにはやられちゃいました!ドライフルーツが洋酒に使っていたら尚良(^^)
「おはこ」のイタリア語は面白い!!早速メモしました(ポチ)

2011/01/08 (Sat) 20:47

Jacqueline_ge  

No title

mamiさん♪いや、パネットーネやパンドーロは、いまや全国区なので、イタリア全土で販売されていて、どこでも食べられているような気がしますが、ジェノヴァのパンドルチェはたぶん他では売っていないかもです。シエナのパンフォルテはクリスマスの期間はこの辺でも売っていますが、まだわたしは食べたことはありません。平たくて円形なのですが、けっこう甘く凝縮した感じのようです。
ローマのパンジャッロというのもあるようですが、こちらはこの辺で見かけたことはないです。

パイ生地はあまり好きではないんですか?
ドルチェではなく惣菜パイなどもけっこうありますが、そういうのもあまり好きではないほうですか?

2011/01/10 (Mon) 20:54

Jacqueline_ge  

No title

mamiさん、つづきです。

クリスマス用のドルチェにはドライフルーツを使っているものが多いようですよ。それがいまいちの方は何も入っていないパンドーロがよいですね。
あと、スタンダードなものにはドライフルーツが入っているけど、最近はチョコレートが入っているものとか、他のクリームが入っているものとか、新タイプを発売しているメーカーもあるので、ドライフルーツがダメな人でもOKなものもけっこうありますね。
わたしはこの後も、まだパネットーネもパンドーロも食べてませんが、家に1箱チョコとオレンジが入っているパネットーネがあります。復活祭のコロンバが出てくる前に食べないと…です(^^;;;

おはこのイタリア語、mamiさんは反応してくれるのではと思ってました♪ポチありがとうございます!

2011/01/10 (Mon) 20:55

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