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jacquelinege

I Love Shopping





リッカルドにもらった本。


「I Love Shopping」 Sophie Kinsella(ソフィー キンセラ) 
↑これは、イタリア語版タイトル。


オリジナルタイトルは、「The Secret Dreamworld of A Shopaholic」
イギリスで発売。


日本語版も出ています。

飛田野裕子・訳 「買い物中毒のひそかな夢と欲望」(単行本)

飛田野裕子・訳 「レベッカのお買い物日記」(文庫本)



オリジナルタイトルと、そのほぼ忠実な訳の日本語版単行本のタイトルは、ちょっと重いですねー。

それに比べると、イタリア語版のタイトルはよりキャッチーで、分かりやすいかな。
また、本の内容をひとことでよく表していると思います。



日本語文庫版タイトルは、「ブリジッド・ジョーンズの日記」を意識してないか?
と思わせますね。

販売戦略の意味でも・・・。


たしかに、おおまかに言えば、
「ブリジッド・ジョーンズの日記」に類似したタイプとも言えるけど、
わたし的には、それよりも上手く書かれていると思います。(イタリア語版ですが)

日記形式ではないのと、ストーリー展開も単調ではなく、笑える、笑える!



今までにも、この本をこちらの書店や図書館で度々目にすることはあったのですが、
実際には手に取らなかった本。

イタリア語版タイトルからして、ちょっと軽いかな?と、いまいちしり込みしていたのですが、
これが、読んでみたらメチャクチャおもしろい!!!

もっと、早くに読んでいてもよかったな~と思いましたねー。
それほど、はまったので、この作者の作品は全読破しようかな~と思っています。
(今のところ、4冊目を読んでいる途中です。)






主人公ベッキー(通称/本名はレベッカ)は、20代半ばの経済ジャーナリスト。
ロンドンの名高い新聞にファンドと確実な投資についてのコラムを書いているが…
実のところは、経済についてはほとんド素人同然。
いろいろな資料の文章を切ったりつなげたりして記事を作っているのが現状。

キュートで創作力に富み、決断力のある彼女。

ただ、仕事での顔とは裏腹に「節約」という2文字は、彼女の辞書には見当たらなかった。

なぜなら、ベッキーは重度の「ショッピング中毒」なのであ~る。

なにも高価なものばかり購入するというのではないが、
洋服からアクセサリー、化粧品、また、スイーツにインナーや雑貨類…と、購買欲は冷めやまぬ。
そして、続々と家に届く、銀行やカード会社、買い物したショップからの督促状に七転八倒する日々。。。






多かれ少なかれ、誰にでも見に覚えがなくはないシチュエーションに、
クスッと笑えると同時に、なんだか励まされます。
仕事(家事や何か自分が抱えている問題とも言い換えられますが)に疲れている時、
ベッキーの悪戦苦闘ぶりを見て、いざ我にかえると前向きになれるかも。



ベッキーのルームメートで大親友、お金には困ったことのない名門家出身のスーズ(固有名詞のカタカナ表記は、日本語版の作品紹介参照)、ベッキーが仕事で出会い、ある意味ライバルになりながらも恋のゆくえが気になるルークなど、脇を固める登場人物も魅力的。



作品の編集的なことに触れれば、イタリア語版は、翻訳本ということもあるためか、
通常、小説で過去を表現するためによく使用されている遠過去は使われておらず
(現代小説では、作者によって遠過去が使われていない作品もありますが)、
現代的で読みやすい感じです。

また、このシリーズ(ベッキーを主人公とした作品はシリーズ化されています)の特徴である、
文中に登場するビジネスレター及び一部私信は、個人的にはとても勉強になります。
ビジネスレターとはいえ、これがけっこう笑える内容が書かれているので、
ちょっと注目ポイントでもありますね。




作者、Sophie Kinsellaはロンドン在住。
作家になる以前は、ベッキー同様に経済ジャーナリストをしていたとのこと。




この本、ロンドン(イギリス)についての土地勘や、
お店の名前やファッションブランドの知識があると、きっと、より楽しめるんだろうなぁ、と思います。




普通の女のコ&元普通の女のコだった女性たちに勇気を与え、
元気にしてくれるような作品ではないかな~。

いや、男性にも、女性心理を知るよい機会になる作品かもです。






けっこう、おススメです!
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jacquelinege
Posted byjacquelinege

Comments 2

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gellius  

No title

私もこれ読みましたー!sai tenere il segreto(だったかな?)も読みました♪
なかなかテンポがいいのと、簡単なので最後まで読めたな!
本は大好きなのだけど、イタリア語だとあまり読む気がしないのと、どうしても知らない単語を素通りできない性格で、結局挫折しちゃうんですよねぇ。その点、これは辞書みなくっても、簡単な内容でよかったです♪イタリア人にも人気ですよね☆

2007/08/03 (Fri) 10:35

Jacqueline_ge  

No title

gelliusさん!よかった、読んだ人がいて!…っていうか、図書館の記事のところで、gelliusさんが好きそうな本があるって書いたのは、このシリーズのことだったのですが、当たってましたか~?「sai tenere il segreto?」は、今ちょうど読み終わりそうなところです。本屋に行くと、他の作家でも類似するような作品が一緒に並べてありますが、どれが面白いのかいまいち分からないんですよね~。何かおススメありますか???

2007/08/08 (Wed) 17:01

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