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ARTI D'ORIENTE(東洋の芸術/技) ― レポート後篇 ―

レポート前編では、展示・ブースについて書きましたが、
これを企画した人たちにとっても、このイベントの開催は初めてということもあってか、
想像していたより、この時点では、見るものが少なくて、なんだかね・・・という感じでしたが、
他の人たちと待ち合わせしていたし、企画者の一員である弓道のマエストロのデモンストレーションも
見ていなかったので、速攻帰るわけにもいかず、しばらく待っていました。。。



ぼちぼち、友人が集まってきたところで、

弓道のマエストロが、

「ボクたちのグループと一緒に、日本食ディナーしたい?」

と聞くので、

「Siiiii!!!(はいっ!!!)」


と、思わず元気よく返事したものの、
25ユーロ払わなければならないっていうことは、一瞬忘れていました。(笑)



いやー、特別なご招待かと・・・。(^^;;;;;


みんなも、だいたい、「いいよー」とはじめは言ってましたが、
予約していなかったため、何分か待たなければいけないということで、
広場の方で待つことにしました。





レストランから広場に向かって歩いていると、

フローラとアンドレアが、


「Jacqueline! ゲイシャ!ゲイシャっ!!!」


はっ!?


・・・


ちがいますからーーーっ!!!



浴衣を着た日本人女子とイタリア人男子カップルでした。



わたし「芸者じゃないってば!」


フローラ「でも、あれキモノでしょ?」


わたし「そうだけど・・・夏用の正装ではない綿の着物で、
   “ゆかた”って言うんだよ。
    だいたい、芸者は普通、浴衣は着ないと思うよ。」





・・・数日前に、日本好きの19歳の男のコにこのイベントについて教えてあげた時にも、


「ゲイシャは来ないの?」


と聞かれたので、


「来ないと思うよ。」


と応えたら、


19歳男子「ゲイシャと出逢って、結婚したいなー。
     そうしたら、浮気しても彼女は何も言えないだろうからー。」



・・・って、アホか、おまえはっ!! (-0-;)



わたし「キミねえ、そういう考えオヤジだからっ!!!」


19歳男子「なんでだよぉ!」


と気分を害した様子でしたが、

日本好きなら、もうちょっと学んでほしいものです。。。






そうこうしているうちに、広場に着きましたが、

こんなものを発見!






「みなさんの名前を日本語で 価格2ユーロ」




海外にいる日本人の方、

「わたし/ボクの名前は、日本語でどういう風に書くの?」

って聞かれたことある人多いかと思いますが、(特に、欧米にこういう傾向は多いのかな?)

実際に、こうやって商売にしているのを初めてみましたよ!!!



さすが、ジェノヴァ!(爆)


・・・っていうか、他の地域でも普通にお金取って、
日本語の文字を書いてあげるところって、あるんでしょうかねー???


この他に、「Tシャツ 日本語であなたの名前入り 価格5ユーロ」というのがありましたが、


「Tシャツが5ユーロなら、安くない~?」って言うフローラに、

わたしは一言、

「あなたが着ているTシャツに、日本語で名前書きますよー、ってことじゃない!?」

「えーっ、それで、5ユーロ!?」


こんな美味しい商売、私たちもしたいね~と話しつつ、


2ユーロに対抗して、1.8ユーロを提示し、
さらに、「キミは、友だちだから、1.5ユーロでいいよ!」
っていうのは、どーかねー ・・・ なんて、談笑はつきないわけですが、



そろそろお腹が空いてきたという人たちが、レストランに偵察に行ったところ、
おりがみレクチャー
ラビリンス でお世話になったドナテッラ先生が先に食事をしていて、


彼女によれば

「25ユーロの価値ないわよ!」

とのことなので、あっさり却下になりました。



あとで、ご本人に直接聞いたら、お寿司もお刺身も初めて食べたということで、
生臭くて全部食べられなかったし、酢飯もいまいちだったとのことです。

これでは、本当の味の真偽について分かりませんので、日本人で食べた人にも聞いてみたところ、
それほどすごく美味しいというものではなかった。。。ということでした。

でも、寿司折15ユーロでも売っていたんですよねー。



ということで、お腹が空いた人たちは、
武道と歌などのデモンストレーションが始まらないけど、
ピッツァを食べに行く~と、いったん会場を後にしました。


それでも、わたしと数人は残って待ってましたが、
20時半から始まるはずなのに、始まらない・・・・・・。


やっぱり、イタリア・・・。開演が遅れるのは当たり前か!?



待ってる間に、たまたまロシア人の友人ファミリーなど発見し、
日本の武道について話していると、
彼女の10歳ぐらいの子どもも柔術の稽古に通っているとか。

そういえば、フローラの兄、フランチェスコも子どもの時に柔術をしていて、
黒帯の手前の茶帯まで到達したと言ってましたねー。
なんだか、子どもの習い事としてもけっこうメジャーですね。

もしかして、この辺りでは、ピアノを習っているという子どもより、
日本の武道しているという子どもの方が多い気もしてきました!





そんな感じで、武道のデモンストレーションが始まったのが、21時20分頃・・・。

この日は、海風も強くて、夜になったらいっそう寒くなりました。






弓道。本当は砂浜でする予定だったとのことですが、風が強いため、急遽、変更に。


実は、わたしは武道に関しては、ほとんど関心なかったのですが、
実際にデモンストレーション見たら、
カッコイイーーー!!!って思ってしまいました。








柔道。 

けっこう、子どももたくさんいましたが、
幼稚園ぐらいの小さい子どもと大人のマエストロの対決で、
マエストロがわざと負けてあげて、子どもが勝っているところが、
また、なんか猿回しのお猿さんのようで、カワイイんですよ。(笑)
 
小さい子どもが、大人を投げ飛ばすかのように、
マエストロが回転して倒れるところは、
アクロバットのようで、また、サーカスちっくなんです。

だって、あれ、誤って子どもの上にでも落ちたら、大変なことになりそうですよ!



ところで、告知のところでも記載がありませんが、
こんなに色々な武道をしている人が多くても、剣道は今回もないし、
しているという人をこちらの人で聞いたことがありませんね~。

海外にいるマエストロが少ないとか、防具の関係とか、
流行らない理由が何かあるのでしょうか???




武道の合間に、ジェノヴァで歌や楽器を勉強している学生さんたちによる舞台もありました。


キーボードの演奏に合わせて、
「さくら」「おさるのかごや」「荒城の月」「宵待ち草」・・・などが
歌われました。


ただ、野外で風が強いところに、マイクを使っていたので、
声とキーボードと風の音が混ざって、よく聞こえなかったのが、とても残念でした。

・・・というのも、そこに出演していた知っている人が
もっと普通の状況で上手に歌っていたのを聞いたこともあるので、
なおさら、そう思ってしまいました。


しかも、普通の服装でも寒いのに、浴衣では、もっと寒かったと思いますよ。



途中で、あまりにも寒いのと、
ずーっと立ちっぱなしで見学していたため、腰が痛くなったので、
展示の部屋に避難してしまいました。


なので、他に踊りなどがあったのか、などは不明ですが、
青森から来ると聞いていた団体さんらしい人たちを見かけなかったので、尋ねてみたら、
今回は来なくて、次回10月頃、同会場で行われるイベントに来るのでは・・・とのことでした。



ということで、終了23時半頃でした。



出演側の日本人の人たちにすれ違う際に、
「お疲れ様です」「こんばんは」「さようなら」・・・などと、
お互い声を掛け合えたのが、なんとも嬉しかったですね。(笑)







そうそう、友人アンドレアは、着替えて帰る準備をしている日本人女子たちに、

「おやすみなさい!」

って、挨拶していて、

女のコたちも、クスクス笑いながらも

「おやすみなさ~い。」

と返してくれていたので、

そのやり取りを見ていたイタリア人女子たちに、あとでたっぷりからかわれていました。(笑)
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Posted byjacquelinege

Comments 9

There are no comments yet.

Yukako  

No title

楽しい夕べだったようですね~
名前が2ユーロって!(爆)私もその商売したいよっ!
ちなみにカタカナで?漢字で?
でも今、日本語が書かれているTシャツとか流行だからヘンな文字が書かれているTシャツ買うよりはこっちの5ユーロのTシャツのほうがいいかも?(笑)

そうそう、こっちって武道を習い事にしてる人って多いよね。
ちなみにうちの旦那も義妹も小さい時に空手を習ってましたよ。その当時は日本人のマエストロでわりと有名な人がいたらしいよ(ジェノヴァだったかサヴォーナだったか忘れたけど...)

また10月にイベントがあるのね。昼間だったら行きたいなぁ。

2007/06/27 (Wed) 17:40

gellius  

No title

日本の名前書いてくれる人はもちろん日本人なんですよね?
それでイタリア人でいい加減なのやだなぁ~。
浴衣着てイタリア歩いたら目立つだろうなぁ。恥ずかすぃーー。
てか、ゲイシャって何だと思ってるんだろ?売春婦じゃないんだよ、と言ってやりたいけど、そう思ってる人が多いんだよねぇ。

2007/06/28 (Thu) 06:03

Jacqueline_ge  

No title

Yukakoさん!でしょ、でしょう! 私たち日本人にとったら、そんな簡単なことで、お金もらえるなんて!そう、カタカナか漢字の当て字の問題ですが、聞かなかったので不明なんですけどね、どちらにしても、私もしたい!(笑)でも、漢字の当て字で希望されたら、字の持つ意味なんかも考えてあげたりする手間もあるので、割り増し料金でもよい気がしますが。(笑)

武道やっている人って、日本語の数字(せいぜい1から10ぐらいですが)や「はじめ!」とか知ってますよね~。ご主人と義妹さんも数字などは知っていた/いるのでは?

10月に日本のイベントをする時には、もう少し展示・ブース部門を強化してほしいですね~。あと、プログラムの時間管理も・・・って、イタリア人に任せておいたら、のびのびになるのは仕方がないような気もしますが・・・。

2007/06/28 (Thu) 17:03

Jacqueline_ge  

No title

gelliusさん! 日本語で名前を書く人は日本人女性だと思います。和のお店のところに、名前書き要員として待機している人がいましたので。

ビジターで、浴衣を着ていたのは、上記のカップルだけでしたが、おりがみや歌担当で来ていた日本人女性は、後から皆、浴衣に着替えてましたね~。こちらに持ってきているんですねー、みんな。私もいつもチラッとは考えるんだけど、荷物になるので実現してないです。
きっと、花火とかお祭りとかにこちらで浴衣なんか着ていった日には、周囲の知らない人から携帯で写真撮られそうじゃないですか?
カルネヴァーレに浴衣(着物)を着たらどうか?って言う人もいますけどね、私たちが着たら仮装ではないし、ちょっと気がひけます。。

2007/06/28 (Thu) 17:26

Jacqueline_ge  

No title

gelliusさん、続きです。

芸者の話ね、言ってやりましたよ、「芸者は売春婦ではない!」って!もうね、外国人が作る映画とか本の影響大なんですよねー。しかも、一昔前のイメージだから、貧しい家庭の女の子が身売り同然で芸者になったから、身も売る・・・みたいな。それで、今は日本は貧しくないのに、なぜ芸者になりたい女性がいるのか?と質問されたこともありますね。芸者たちは、その地位回復のためにデモを起こしたりしないのか?とも・・・。ちょっと、違うんですよね~。

私、バリバリのフェミニストってわけではありませんが、「ゲイシャ=日本人女性」みたいなイメージには、自分が日本人女性なだけに、けっこう我慢がならないので、「日本男児保護委員会」同様に、「日本女子芸者イメージ払拭委員会」発足したいぐらいなんですよっ!

2007/06/28 (Thu) 17:28

きっこ  

No title

名前を書いてあげるって言うのは中国人ではよくいますよね。
絵をつなげていってそれが文字になるやつで結構メジャーでどこでもいるけど、日本人ってこういうビジネス(って呼ばないか、ネロだろうし)する人ってあんまり居ないですね。

ゲイシャの話は有名ですね。大抵どこでも言われますし、イタリア人女性も「私はゲイシャみたいだから(のように控えめでつくします)」って男にアピールするし(爆)
ゲイシャのアメリカ映画もあったけど、あれも日本人女性で出てたのは桃井かおりさんと工藤ユウキくらいだったしね~。日本で酷評だったんだっけ?DVD持っているけど(爆)

2007/06/28 (Thu) 22:08

Jacqueline_ge  

No title

きっこさん!私は、中国人が「名前書いてあげます」っていう商売やっているのも、まだ見たことないですねー。絵をつなげていって文字になる…っていうのも。見ていたい!(笑)日本人は、そんな(簡単な)ことでお金もらっていいの?っていう、ためらいがあるのかもしれませんね。友人・知人に聞かれたら、やっぱりただで教えてあげるし。(っていうか、いくらとか言えない。。。)

私の知人のイタリア人女性も、仕事が忙しいと言いつつ「私もゲイシャになって、うちに居たいわ~」って言ってましたね。「カミカゼ」同様、ちょっと変形した使われ方をしてますよね。

2007/06/29 (Fri) 15:04

Jacqueline_ge  

No title

きっこさん、続きです。

「Memoria di una geisha(伊)/さゆり(日)」は、観てないんですけど、周囲の観たイタリア女性から「あれは、どうなの?」って聞かれました。欧州の批評家からは、メインキャストを中国系女優がしていることもあって、辛口批評が多かったですが、アメリカでは大人気ですよね。やっぱりハリウッドで売るには、全世界的に知名度高い人を使わなければ…っていうのは戦略的にそうなんだろうなぁと思いますが。

日本のメディアの評価は読んでないのですが、一般人のレビューを読んでいたら、半々ぐらいでしたね。歴史的な事実に完全には基づいていなくても、エンターテイメントとして観るのならビジュアル的にも美しいし、日本人的には些細なことが違っていても十分楽しめる、もしくは、脇を固める日本人俳優陣の演技力の高さを評価(特に、桃井さんかな)という肯定派と、日本に関すること(例えば、着物のあわせが左と右で違うとか…)の間違いや、メインキャストはやはり日本人にしてほしいという反対派に分かれていました。

2007/06/29 (Fri) 15:13

Jacqueline_ge  

No title

きっこさん、続き2です。

観ていないので、直接的な感想は言えませんが、中国系女優人もキレイで実力も認められている人たちだろうということと、ハリウッド映画に日本で知名度がある俳優陣がこのように出演するという機会があるのは、まあまあよいことですかね~。
ゲイシャの話の内容とは関係なく。。。
(ふっ、ディプロマーティコな無難な意見ですね)

2007/06/29 (Fri) 15:15

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