「Mamma mia !」と間投詞いろいろ
イタリア語をかじっていない外国人にも
わりとよく知られているイタリア語のひとつかと思います。
人によって、見解が異なるみたい。
たしかに、若いコが使っているのは聞いたことがないかな。
Parolaccia(パロラッチャ/きたない言葉、卑わいな言葉、ののしり)と呼ばれるスラングを使いすぎなので、
若いコはまず「Mamma mia !」とかあまり言わないね。
これをわりと使っていたのですが、人によってはこれも「パロラッチャだからよくないよ!」
と言うので、(「これはパロラッチャではない」と言う人もいますが)わたしの中で却下されていきました。
まあ、日本語でも、ご婦人が人前で使ったり、男性でも公的な場で使う言葉ではないですが、
イタリア語では、パロラッチャに分類されたとしても、全然軽い方でしょう。
そのひとりは、南イタリアのバジリカータ州出身でフィレンツェ在住通算約10年のアンナ。
彼女がよく使っていて、その新しい言葉に興味津々だったわたしも、
他の人の前で使ってみたら、パロラッチャが通常になっている人からすると、
「かわい過ぎて、笑っちゃうー、ハハハ」っていう言葉らしい。
わたしがこの言葉を初めて耳にしたのは、映画「オータム・イン・ニューヨーク」のイタリア語吹き替え版。
その「Wow !」が、イタリア語版では「caspita !」になっていました。
まあ、聞いたことがないだけで、そのぐらいのご婦人で言葉遣いに気をつけている方は、
使うのかしら?
わりと、「これはパロラッチャではない」という見解が多いようで、
ご婦人でも使っている人はけっこういます。
でも、「porco」は、豚「maiale(マイアーレ)」をちょっとおとしめた表現なので、
↑これを直訳すると「みじめなブタ」という意味で、
日本人のわたしからするとちょっと微妙な気もします。
ヴェネツィアを舞台とした2005年製作の「カサノバ」で、
カサノバが女性の家を訪問した際に、お土産に生きている豚を連れて行くのですが、
応対に出た女中が、女主人の言伝として、イタリア語吹き替え版では、
プレイボーイのカサノバを暗に指していて、どっとみんなが笑うところです。
maialeにも、同様な意味がなくはないのですが、
ちなみに、映画はハリウッド映画で、歴史的には突っ込みどころが満載のようですが、
まあ、エンターテイメントとしてはよしというところでしょうか。
その時代に、ヴェネツィアとライバルだったジェノヴァの大富豪も出てきたりして、
ちょっとジェノヴァつながりもあり。
なんと、うわぁ、くそ
Dio santo(ディオ サント)
使うトーンによって、パロラッチャになり得るとのこと。
パロラッチャになるとのことで、
近くで敬虔な信者の人が聞いていたら、
気分を害して喧嘩になるかも・・・という見解がありました。
余計に神への冒涜と取られる可能性が強くなるとのこと。
イタリアだと、これはなんだか注意されないけど(笑)、
意識的にやめてみました。
口をついて出てくるときはありますが。)
ほぼ口癖になっているのが、
わざと、言ってはいけないことや、口を滑らせてはいけないことを口にした後、
それとも、これはイタリア人特有なのかしら?
ホント、日本語って害のない間投詞ばかりですね。
一部、まあ元をつきつめると汚い言葉、お上品ではない言葉もありますが。
そのオリジナル間投詞語録としては、
驚きの度合いが低い順から、
麻雀でなかなかでないような技?の名称でした。
見つかりませんでした。。。
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